2014/06/11

孫の 心(ここ)へ

 みんな話せるのに

ひとりだけ話せなくて
つらかったね

みんな歩けるのに
ひとりだけ歩けなくて
つまらなかったね

みんなが食べてるのに
ひとりだけ食べられなくて
かなしかったね

ちっちゃい体の兄ちゃんでさえ
ころげまわって遊んでいるのに

だから いつも
どうして?って目をして
じいっと見ていたね

ようやく 立ち上がって
テーブルの向うに手を伸ばせるようになったころから
あなたは 変わってきた

自分の足で 一歩二歩・・と歩き始めたころ
あなたは 心から笑うようになった

よちよちながら ボールをとりにいくことができるようになって
あなたは はじけるように声をあげて笑うようになった

それからのあなたの成長の早さには
目を見張るものがあった

兄ちゃんがやることには
なんでもチャレンジした

初めて歩いたとき
あなたはずっと決めていたように
ボールをひろってシュートしようとした

次に向かったのは すべり台だった
どんなにあこがれていたのだろうと
ばあばは 胸がいっぱいになったよ

これから その足でどこまで走るのだろう
その体を せいいっぱい使って生きたらいいよ

ここ あなたのこれからを
楽しみに見ています

存分に生きてね

2014/03/04

映画「かみさまとのやくそく」を観て・・・

 (映画会主催者 Bさんへ)


すばらしかったですね(^^) お疲れ様でした。
たくさんの方に観ていただきたいですね。

子育てを大変と思う気持ちが、
感謝で癒やされるでしょうね。
親との関係も違ってくるのではないでしょうか。

近頃わたしはますます、
子どもの泣き声にいたたまれなくなってきました。

隣接している小児科に、
悲鳴のような泣き声で連れ込まれていく子どもを見ると、
「ちゃんと説明してあげて〜!」と
ベランダから叫んでしまったりします(^^)

先週も、市役所の満車の駐車場で、
どこかにかすかな子どもの泣き声が・・・。

さがしていったら、
窓をしめた車の後ろの座席で、
泣きわめく子どもをせっかんしているお母さんを見つけて、
夢中で窓を叩き続けました。

ありがたいことにドアを開けてくれたので、
夢中で飛び込んでいって
「子どもには言いたいことがあるの。
 お願い。聞いてあげて。」と言いました。

中国の人のようでした。
じょうずな日本語で、
どんなにこの子が言うことをきかないかと、まくしたてます。

わたしは無性に悲しくなって、
興奮しているお母さんを抱きしめました。

「子育て、大変ね。よくがんばってるね。
 よくやってるね。ほんとうに大変ね。」と
ハグしながら撫でている時、
座席の下に押し込まれていた2歳くらいの坊やが
泣き顔で出てきました。

そして、わたしを外に押し出そうとして
ドアに手をかけるのです。
「出て行って!」と・・・。
まだ話せない彼の言葉が伝わってきました。
それからまだ少し興奮が残っているママの首にしがみつくのです。

彼の肩をつかんで、まだゆさぶろうとするお母さんに言いました。
「この子は「ママが大好き」って言ってるよ。
 ママが怒っていても、どんなママでも、いつでも好き!っていってるよ。
 ママを選んで生まれてきたって言ってるよ。
 だからママを責めないでって言ってる。こんなに好きなんだよ・・・。」と ・・・。

しばらく通訳していると、
だんだんお母さんは落ち着いてきて、
しがみついてくる彼を、ようやく抱いてくれました。

わたしがバッグから孫へのおみやげのお菓子やおもちゃを出してあげようとしても、
その子は、「いらない!早く行って!」と振り払うのです。

ママを責めないで!ボクはだいじょうぶ。
いつもほら こうして抱いてもらってる。って・・・

わたしは胸が一杯になって
「ほんとうに どうもありがとう。」と
最敬礼のおじぎをしてしまいました。

わたしは、後ろの座席の足元に押さえつけられて
大声でゆさぶられている子どもを かかえて逃げたい思いだったのに、
子どもの愛のほうがはるかに はるかに大きかったのです。

子どもはずっと親の成長のプロセスを 
当事者として赦しています。

インナーチャイルドの癒しは、
みんな「自分」が選んだ者でも選ばれた者でもあることが自覚できたら
いらなくなるでしょう。

その意味でも、この映画は沢山の人に観ていただきたい映画ですね。

長文になってしまいました。ごめんなさい。

2014/02/28

お好み焼き

 お好み焼きを作るために

タマゴを ポカンと割った

そしたら 思い出した

ずうっと前
わたしが タマゴをポカン!と割ったら
背伸びして見ながら
泣きだした子どもがいたこと

そういえば
植木鉢に並べたタマゴのカラを見て
「なんで なんで?・・・かわいそう・・・」
といって 泣いた子もいた・・・

そういえば 
と また思い出す

娘が3歳くらいのとき
ムキになって叩いたゴキブリを
やっつけた!と思ったその時
娘の大きな目から 涙が
あとからあとからあふれてくるのに
気がついた

「ゴキブリのパパだったのに・・・
 あかちゃんとママが おうちのまえで 
 パパをずっとまってるのに・・・」

そして しゃくりあげながら

「ゴキブリのパパは
 目をつぶって死んだ?」

と わたしに聞いた

・・・これは ショックだった

あの時の 娘のしんけんな目は
その後のわたしを少し変えたかもしれない・・・

絵本の世界に生きているあの頃の子どもにとって
タマゴは かわいいヒヨコとおんなじもの

猫も犬も ライオンもゾウも ゴキブリも
みんな言葉を話せる おともだち

絵本の世界と おとなの世界は
まったく違うということを知り始める時
子どもはとまどって 傷ついて
泣くのだな 

おとなの理不尽さを
泣くしかないのだな

そんなことを考えているうちに
大きなフライパンにいっぱいの
おっきな おっきなお好み焼きができあがりました

まず 
子どもの頃のわたしに
おなかいっぱい
食べさせてあげましょう

2013/11/06

今週の絵本♪

 絵本「おまえ うまそうだな」


そらは 毎週1冊ずつ
幼稚園から絵本を借りてくる

ちょっと前までは 月曜のお迎えを15分早く行って
そらといっしょに本を選んでいたのに
いまは ひとりで選んでくる

久しぶりにお迎えに行ったら
満面の笑顔でくつをはいて出てきたけれど
手に絵本の入った袋をもっていない

「そら 絵本の袋は?」というと
たいへんなものを忘れてしまった!というような顔をして
あわてて取りにかけていった

家に帰ってから
「きょうは この本だよ。読んで。」と
わたしのひざに乗ってくるので
見たら 「おまえ うまそうだな」じゃないですか~!

この本 わたし 待ってたのよ~
映画は見そこなっちゃったから
きてくれたのね~わたしのとこへ~♪

ウキウキしながら 読み始めたところへ
娘も ここちゃんをつれて帰ってきた

ガオ~っ!という恐竜の絵をちらっと見て
「あれ またこわそうな本かりてきたね~」 と娘

「おまえ うまそうだな だよ」と言うと
ヘエ~っと 娘もうれしそう

ところが 
読み進んでいくと・・・

目がうるうるしてきて・・・

のどがつまって・・・

涙声になってきたので

ひざのうえで しんけんに見ていたそらも
微妙な表情

なんといったらいいのかわからないよう

たのしかったと言ったらいいのか
こわかったねえと言ったらいいのか
すごかったといえばいいのか

なにしろ ばあばは
泣いているではないか

いつものように
「もう1回読んで」と言っていいものか・・
といった 困ったような顔

途中から聞いていた娘は
「せつない話だねえ」 と一言

そら
せつない って わかるかなぁ

にんげんの
あいじょうの
だいごみだよ

ティラノサウルスが最後に食べた赤い実の味を
そらもいつか きっとわかる日がくるよ


その日の帰りに 
そらが玄関に私を追いかけてきて
私の手のひらに顔をうずめて
それから私のほっぺたに
自分のほっぺたをくっつけてきた

そらだって ばあばが帰る時
いつも せつないよ って
そんな目をして 私をじっと見た

言葉では言えないけれど
こどもも みんな
せつなさを知ってる って
ばあばは わかったよ


こどもは 愛をいっぱいもってる!

2013/10/18

愛してあげるよ

 久しぶりにそらに会ったら

また急に成長していた

満面の笑顔でスキンシップ♪
それは変わらないけれど

でもすぐにてれて 
それをごまかすように 他のものへ
私の気をそらせようとする

それに この間までは 
「寝ない・・・ねむくない・・・」と
必死に眠気と闘っていたのが

きょうは きげんよくいっしょに遊んでいたのに 
いきなり立ち上がって
窓の上の時計を見ながら

「ばあば そらは眠くなったから
 ちょっと寝るね

 大きい針が一番上にいったら起きるから
 ばあばひとりであそんでてね
 あ~たんが帰ってきたら 二人で遊んでね

 あ 針がまた上に行っちゃった
 起きれるかな
 ばあば そらは大きい針が1から2のところで起きるからね
 ひとりで遊んでてね・・・」

と言いつつ 
さっさと妹のここちゃんが眠っているふとんのとなりに 
コロンと横になっている・・・

「本でも 読みましょうか」と聞いてみたら
「読んで下さい」というので
近寄って寄り添うと タタミの上・・・

タオルケットを出して掛けると
「あったか~い(๑❛ᴗ❛๑)」と 喜ぶのに

「おふとんを敷こうよ」と言うと

「そらは おふとんはいらないよ タタミでいいの」と言う

だまって たたんだ毛布を敷いてやったら

「あ~ やわらか~い きもちいい~」
と しあわせそう

本を抱えて そばに横たわると
あったか~いと言って 
身体を丸めて寄せてくる


そら 「ばあばは寝ちゃだめだよ 起きててよ」
 
私  「わかったよ~ ばあばはそらに会えてうれしいよ」

そら 「そらも うれしい」

私  「そらに会えなくて さびしかったよ~」

そら 「そらが 愛してあげるよ」


(え? いま アイシテアゲルって言った?・・・うるっ)


私  「うれしいなぁ
    ばあばは毎日 そらに会いたいなぁって思ってるよ」

そら 「そうなのか~
    でも ばあばは トモおじちゃんがいるから大丈夫だよ」

私  「でも トモおじちゃんは遊んでくれないもん」

そら 「そうか~遊んでくれないか~  
    そらがいっぱいお話ししてあげる
    そらが愛してあげるよ・・・」


本を読み始めて 気づいたら もう
長いまつ毛を しっかりとじて
すやすやとかわいい寝息をたてている・・・


そら・・・

もう ばあばはしっかり愛されているよ


ありがとうね