いつだったか
そらがまだ小さい時
夜 家に帰ろうとして
そらに 「バイバイ」と言ったら
障子の向うから
そらが 「さようなら」と言った
胸がきゅん!となって
障子の穴から手を入れて
もういちど
小さい手をにぎった
「バイバイね」
「バイバイ」
ようやく納得して
外へ出た
車のエンジンをかけるとき
「バイバイ」はいいけど
「さようなら」は いやだと思ったことが
なんだか
せつなかった
そらがまだ小さい時
夜 家に帰ろうとして
そらに 「バイバイ」と言ったら
障子の向うから
そらが 「さようなら」と言った
胸がきゅん!となって
障子の穴から手を入れて
もういちど
小さい手をにぎった
「バイバイね」
「バイバイ」
ようやく納得して
外へ出た
車のエンジンをかけるとき
「バイバイ」はいいけど
「さようなら」は いやだと思ったことが
なんだか
せつなかった
