2014/12/29

どんぐりの寝どこ


 


これは そらの七五三の衣装を選びに
伊東へ行った帰りに寄った小室山公園で
みんなでドングリの実をひろっていた時のこと

夢中でさがしていたそらの足が 
ピタッと止まった

ゆっくり私を振り返って
くちびるに指を立てて 
しい~っと 目くばせ

「どうしたの?」
という私に 声をひそめて

「ねんねしてるから・・・」

と言いながら
大きな木の根元を指さした

見ると・・・

小さなほこらを 寝どこにして
どんぐりがひとつ お昼寝してた

そらは やさしいね

じゃましないように そおっと
足音をしのばせて 離れたんだよね

なんだか ばあばは
しあわせだった~

2014/09/27

いいな きょうだいって


 


男の子そらの次に生まれてくれた
女の子 ここ
1歳4か月になりました

生物学的に 育ち方はだいたい一緒だけれど
男の子と女の子は やっぱいり違うとこも いっぱい

笑い方も ポーズも
しぐさや 興味をもつものも

とはいえ
兄ちゃんが今は バリバリ ピーポピーポ
ガッチャンガッチャン音がするもので遊んでいるから

兄ちゃんがいるときには さわらせてもらえないけれど
いないときには うれしそうに ちょっとこっそり
兄ちゃんのおもちゃであそぶのです

ちゃんと見ていて知っていて
合体させたり 中からカードを出したり入れたり・・・
熱中しています

兄ちゃんは 小さい時
おままごとをよくしていたのに
この頃 戦隊ものが多くなったせいか
ここたんがままごとをしているのを
ばあばは見たことがありません

きょうも こんなかわいいうしろ姿で
前にまわってみると
「プシュ~!プシュプシュ!・・ガォ~!・・パ~ン」と
兄ちゃんとそっくりな遊び方です

わたしをピストルで撃ったり
カタナで切りつけたりもするのです

きょうは その兄ちゃんが帰ってきて
ここがすわっていたイスにすわったので
ここ姫、「ヤ~! キ~!」と
ひとしきり もみあうようす

そのイスは もともと 兄ちゃんのイスで
ここたんが歩けるようになってからは
ここにも貸してあげているので
よくこうしたこぜりあいがあって
さっきは 兄ちゃんの方が
ここたんの赤ちゃんイスにすわっていました

キ~!キ~!が急に静かになったので 
のぞいてみると
小さなイスに 兄ちゃんのわきにムリムリ侵入したここたんが
ひじかけから はみだしたかたちで 立ちずわり・・
そのまま なかよくテレビに見入ってました

いいな 

きょうだいって

2014/07/22

小さい人と 大きい人

 久しぶりにそらと 

歩いておつかいに行った帰り

これもずいぶん久しぶりに
近くの小さな神社に寄り道した

「いいよ~ 早く行こうよ~」と
いやがるかと思いきや
私を追い越して
さっさとお参りをはじめている

赤ちゃんのとき
神社に近づくと だっこひもから手をだして
小さな両手を合わせていたのを思い出して
なつかしいなぁと見ていたら

きょうは荷物があったので
「いつもありがとうございます」と
頭を下げただけの私のとなりで

神妙に 二礼をしたあと
ゆっくりと 二拍手
そのあと 目を閉じてなにやら祈り
また二礼をしてから
なにごともなかったように歩き出した

おそるべし 4歳児!・・・


そういえば 
まだ 「ん!(あっち!)」と指さすことしかできない頃
ある公共の建物の中で
抱っこひもの中から  
しきりに指さして 「ん!ん!(上に行け)」と言う

指さすほうに上がってみたら
二階の奥におみこしが飾られていた

「あら おみこしだねぇ」という私に
もっと近づけと指示してくる

おみこしの前まで近づいたら
そらが 抱っこひもから体をよじって両手を出して
その手を合わせて祈ったのを見て
私はびっくりしてしまった ( ゚Д゚)

赤ちゃんには
おみこしが神社の波動と同じだとわかる!

1階にいても 2階の波動がわかる!

そういえば
「般若心経」のCDを 正座して
何度でも聴きたがったっけ・・・

波動の世界に生きている赤ちゃんと
目で見える世界を信じて生きている私たち

おぼえている小さい人と
忘れてしまった大きい人との関係は

おぼえている小さい人にとっては
なんともせつないものではないか・・・


わかったふうな顔で命令する父親に
「パパはずるいよ!気が付いたら いつもパパはパパの役ばっかりやってる!
 ボクだってパパの役をやりたいのに~!」と にらみつけた私の長男も
やっぱり4歳くらいだったかもしれない

4歳ってすごい!
というよりも
それまでは もっとすごかったのかもしれないけれど
話せないのでわからなかっただけかも・・・

だとしたら・・・

さあて うかうかしてはいられません
知ったかぶりをしないで
謙虚に小さい人の言葉に耳をかたむけなければ

小さい人がおぼえているうちに
大きい人は 情報を更新してもらわないとね (*^^)v

小さい人は しあわせに生きる方法を
大きい人に伝えるために来ているのだと思えるのよね

2014/06/19

そらあかちゃん

 いもうとの ここが

おっぱいを飲み始めたら

4歳のそらが
「ばあば だっこして」
と言った

いいよ と
立ち上がって
横からあかちゃんだっこをした

両手の中におさまってたそらが
ひじを張らなければ
お尻を支えられなくなった
足はだらんと ぶらさがってる状態

大きくなったねぇ
でも だっこしてほしい時は
だっこして って言っていいよ

さびしいときは
さびしいって言っていいし
男の子でも お兄ちゃんでも
泣いていいんだよ

小さく揺らしながら
だっこしてたら
わたしの首にまわしたそらの腕が
ゆるんでくる

そらも ねむたいんだね
ねむっていいよ

でも ばあばは
そらがしっかりねむるまで
残念だけど このまま・・ 
だっこ・・できそうにない・・・

nnnn・・・

ごめん ( ;∀;)

ここの変身

 ここたん


どんなに残念だったことだろう

いまならわかるよ
ずうっと あなたが
じいっと見るだけで
ろくに笑わなかったわけ

みんな 自由に歩けて
みんな おもしろそうに話して
みんな おいしそうに食べて

どうしてアタチだけ
なんにも できないの?

理不尽なことだったよね~

ある日 ハイハイして
立ち上がって 歩いたときから
あなたの顔が パッと輝いて
びっくりするほどの 変身!

大きなお口で
兄たんより よく食べ
いつも 満面の笑顔!

歩きたかったんだね~
みんなと おんなじだよ

あ~たん に~たんと話し始めて
ここ もうじきだよ
いっしょにお話しできるの

これから ばあばにも
いっぱい いろんなこと
おしえてください

2014/06/15

一生分の親孝行

 子どもは3歳までに

その可愛さで
一生分の親孝行をしてしまうそうです

その親孝行
しっかり受け取って
宝物にしたいですね

私も その宝物があったから
こどもの思春期につきあえました

50歳を過ぎたころから
その宝物がいちだんと輝いて
夢にまでよく登場しました

赤ちゃんのときの
笑顔 笑い声

抱き上げた重みとやわらかさ
ほっぺの におい・・・

40年も前のことなのに
不思議に 五感がおぼえています

育児は本当に大変だけれど
人生のほんのひととき

一生分の宝物を
いまのうちに
しっかり受け取ってくださいね

2014/06/12

1才になった ここ

 1歳になった そらのいもうと 心(ここ)

歩きだすのも早ければ
すべり台も いきなりひとりですべってる

二番目は 
お兄ちゃんを逐一観察していて
同じようにやる
  
兄ちゃんのマネをして
バスケのアミに ヨチヨチ近づいてきて 
抱えたボールをシュートしようとしたのには 
びっくりした~!


ここも そらも
生まれる前に なぜか私に
名前をおしえてくれた

というより
私がひそかに望んでいた名前を
選んでくれた・・・感じかな

ドンピシャだった
すごく うれしかった (*^^)v


ここは・・・と書くと 
「ここ」という場所と勘違いするので
ここたん ここひめと呼ぶことにしよう

そういえば こないだ 
そらと ここたんの話をしていて

♪ ここはどこ~♪ ここはどこ~?♪
 こ~こは こ~こにい~ますよ~♪

というでたらめな歌をうたったら
そらにえらくウケて
アンコール10回ねだられて
しばらく二人で もりあがった


ところで

きょう そのここひめ


寝ころがって挙げた私の足の
二本指のくつしたを
しげしげ まじまじ・・・
じぃ~っと見て

なにを思ったか

ハガキをひろってきて・・・

私の二本指の股に さしこんだ・・・(@_@)!

・・ナンデス??? 

ハガキ立て?

1才児の頭の中を 知りたい♪ 


しばらくして 
ハガキが下に落ちたのを見るや
やってきて
また 指の間にさしこむ・・・

面白いので
右足から 左足へ
左足から 右足へ・・・

二本指にはさんで
ハガキを移動して見せたら・・・

あきれた顔になって・・・(゜0゜)

65歳児の頭の中を知りたい って
きっと思っているに違いない・・・

え? たったの64才違いですけど・・・

ナニカ?

2014/06/11

孫の 心(ここ)へ

 みんな話せるのに

ひとりだけ話せなくて
つらかったね

みんな歩けるのに
ひとりだけ歩けなくて
つまらなかったね

みんなが食べてるのに
ひとりだけ食べられなくて
かなしかったね

ちっちゃい体の兄ちゃんでさえ
ころげまわって遊んでいるのに

だから いつも
どうして?って目をして
じいっと見ていたね

ようやく 立ち上がって
テーブルの向うに手を伸ばせるようになったころから
あなたは 変わってきた

自分の足で 一歩二歩・・と歩き始めたころ
あなたは 心から笑うようになった

よちよちながら ボールをとりにいくことができるようになって
あなたは はじけるように声をあげて笑うようになった

それからのあなたの成長の早さには
目を見張るものがあった

兄ちゃんがやることには
なんでもチャレンジした

初めて歩いたとき
あなたはずっと決めていたように
ボールをひろってシュートしようとした

次に向かったのは すべり台だった
どんなにあこがれていたのだろうと
ばあばは 胸がいっぱいになったよ

これから その足でどこまで走るのだろう
その体を せいいっぱい使って生きたらいいよ

ここ あなたのこれからを
楽しみに見ています

存分に生きてね

2014/03/04

映画「かみさまとのやくそく」を観て・・・

 (映画会主催者 Bさんへ)


すばらしかったですね(^^) お疲れ様でした。
たくさんの方に観ていただきたいですね。

子育てを大変と思う気持ちが、
感謝で癒やされるでしょうね。
親との関係も違ってくるのではないでしょうか。

近頃わたしはますます、
子どもの泣き声にいたたまれなくなってきました。

隣接している小児科に、
悲鳴のような泣き声で連れ込まれていく子どもを見ると、
「ちゃんと説明してあげて〜!」と
ベランダから叫んでしまったりします(^^)

先週も、市役所の満車の駐車場で、
どこかにかすかな子どもの泣き声が・・・。

さがしていったら、
窓をしめた車の後ろの座席で、
泣きわめく子どもをせっかんしているお母さんを見つけて、
夢中で窓を叩き続けました。

ありがたいことにドアを開けてくれたので、
夢中で飛び込んでいって
「子どもには言いたいことがあるの。
 お願い。聞いてあげて。」と言いました。

中国の人のようでした。
じょうずな日本語で、
どんなにこの子が言うことをきかないかと、まくしたてます。

わたしは無性に悲しくなって、
興奮しているお母さんを抱きしめました。

「子育て、大変ね。よくがんばってるね。
 よくやってるね。ほんとうに大変ね。」と
ハグしながら撫でている時、
座席の下に押し込まれていた2歳くらいの坊やが
泣き顔で出てきました。

そして、わたしを外に押し出そうとして
ドアに手をかけるのです。
「出て行って!」と・・・。
まだ話せない彼の言葉が伝わってきました。
それからまだ少し興奮が残っているママの首にしがみつくのです。

彼の肩をつかんで、まだゆさぶろうとするお母さんに言いました。
「この子は「ママが大好き」って言ってるよ。
 ママが怒っていても、どんなママでも、いつでも好き!っていってるよ。
 ママを選んで生まれてきたって言ってるよ。
 だからママを責めないでって言ってる。こんなに好きなんだよ・・・。」と ・・・。

しばらく通訳していると、
だんだんお母さんは落ち着いてきて、
しがみついてくる彼を、ようやく抱いてくれました。

わたしがバッグから孫へのおみやげのお菓子やおもちゃを出してあげようとしても、
その子は、「いらない!早く行って!」と振り払うのです。

ママを責めないで!ボクはだいじょうぶ。
いつもほら こうして抱いてもらってる。って・・・

わたしは胸が一杯になって
「ほんとうに どうもありがとう。」と
最敬礼のおじぎをしてしまいました。

わたしは、後ろの座席の足元に押さえつけられて
大声でゆさぶられている子どもを かかえて逃げたい思いだったのに、
子どもの愛のほうがはるかに はるかに大きかったのです。

子どもはずっと親の成長のプロセスを 
当事者として赦しています。

インナーチャイルドの癒しは、
みんな「自分」が選んだ者でも選ばれた者でもあることが自覚できたら
いらなくなるでしょう。

その意味でも、この映画は沢山の人に観ていただきたい映画ですね。

長文になってしまいました。ごめんなさい。

2014/02/28

お好み焼き

 お好み焼きを作るために

タマゴを ポカンと割った

そしたら 思い出した

ずうっと前
わたしが タマゴをポカン!と割ったら
背伸びして見ながら
泣きだした子どもがいたこと

そういえば
植木鉢に並べたタマゴのカラを見て
「なんで なんで?・・・かわいそう・・・」
といって 泣いた子もいた・・・

そういえば 
と また思い出す

娘が3歳くらいのとき
ムキになって叩いたゴキブリを
やっつけた!と思ったその時
娘の大きな目から 涙が
あとからあとからあふれてくるのに
気がついた

「ゴキブリのパパだったのに・・・
 あかちゃんとママが おうちのまえで 
 パパをずっとまってるのに・・・」

そして しゃくりあげながら

「ゴキブリのパパは
 目をつぶって死んだ?」

と わたしに聞いた

・・・これは ショックだった

あの時の 娘のしんけんな目は
その後のわたしを少し変えたかもしれない・・・

絵本の世界に生きているあの頃の子どもにとって
タマゴは かわいいヒヨコとおんなじもの

猫も犬も ライオンもゾウも ゴキブリも
みんな言葉を話せる おともだち

絵本の世界と おとなの世界は
まったく違うということを知り始める時
子どもはとまどって 傷ついて
泣くのだな 

おとなの理不尽さを
泣くしかないのだな

そんなことを考えているうちに
大きなフライパンにいっぱいの
おっきな おっきなお好み焼きができあがりました

まず 
子どもの頃のわたしに
おなかいっぱい
食べさせてあげましょう